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FX取引における通貨ペアの選び方
FX基礎知識編その5

fx取引におけるレバレッジについて

FX取引の通貨は必ずペアで選択

FX取引で利益を出すには2国間の為替レートの差であるキャピタルゲインと金利差であるスワップポイントによって行うためドル/円などのペアで選ぶことになります。

また世界の基軸通貨であるドルのペアの事をドルストレート、円など他の通貨とのペアの事をクロス円という風に呼びます。

FX取引をするための通貨を選びます

FX取引において通貨を選定することは最初のポイントであり、自分のスタイルを確立するためにも適当に選ぶのではなくしっかりと決めておきたい大事なものでしょう。

現在FX会社においては平均して20ほどのペアがありますが、それぞれの特徴を知っておくことが重要です。今後の自分の取引にも影響してきますのでね。

  1. 米ドル・・世界の基軸通貨のために安定度があり取引量が多い
  2. ユーロ・・米ドルに次ぐ世界2位の取引量を誇る
  3. 豪ドル・・金利が高く資源が豊富、スワップポイントで稼ぐ
  4. ポンド・・じゃじゃ馬通貨と言われるほど値動きが激しい
  5. 日本円・・取引量は世界で3番目。国内の動向よりも他国の動向で動く

基本的な5つの通貨についての寸評は以上の通りとなっています。

初心者の内は情報が最も取得しやすい日本円とのペアを中心に取引を行っていくことが良いでしょう。

米ドルの特徴は安定感

世界の基軸通貨である米ドル(USD)は信用度が高く安定感が非常に高いということが特徴です。

アメリカは国内総生産(GDP)が世界一で世界全体の20%を占めますのでアメリカの動向情報も日本国内でも豊富に情報を受け取りやすいです。

特に毎月第一金曜日に発表されるアメリカの雇用統計といわれる指標はアメリカ国内の失業率や非農業部門就業者数をまとめたもので、アメリカ国内の景気動向が直接的に判断されるので発表後には大きくレートが動きます。

雇用統計は22:30(サマータイム時は21:30)に発表されます、ほとんどのFX参加者が注目している指標のため大きくレートが動くということです

初心者の内はやはり米ドル/円のペアが良いでしょう、どちらの情報も取得しやすく、値動きもあまり大きくありませんので、指標発表によって方向が定まればそのトレンドに乗りやすいということがあります。

米ドル/円はスプレッドも最小となっていますし、手数料の面でもお得に取引できるペアであると思います。

ユーロの値動きはドイツがカギ

EU(欧州連合)加盟国の17か国が使用しているユーロは集合体のためいろんな国の状態が複雑に絡み合っての値動きかと思いがちですが、ユーロの通貨をけん引するのはドイツです。

ドイツはGDPが世界第4位の経済大国でありドイツの情報を利用すればそれがほぼユーロの動きと直結するといっても過言ではありません。

ただし、最近ではEU加盟国の経済格差による小さな国の財政危機でもユーロが乱高下することがあります。

ギリシャなどに代表される経済規模の小さい国であってもユーロ全体の国で支えることもあり、全体が揺るぐ事態となってユーロが下がるといったこともあります。

ただし基本的には経済大国であるドイツや、世界第5位のGDPを誇るフランスなどの指標が大きく影響することは間違いありません。

また、ユーロは米ドルと反対の動きをすることが多くそのあたりも含めてユーロ/円やユーロ/米ドルなどの通貨を選択するのが良いでしょう。

豪ドルは資源が豊富で高金利

豪ドルは高金利通貨のためにスワップポイントを利用した長期投資向けの通貨であることが特徴でしょう。

他の南アフリカなどの高金利通貨に比べて先進国であるオーストラリアは政治と経済が比較的安定しており、スワップポイント狙いの投資家に人気があるということです。

ただし、米ドルやユーロに比べて取引量が少ないためにヘッジファンドなどのプロの投資家が大量の注文を行うことで大きな値動きをすることもあります。

経済指標などが良くても大きく下がることなどもあります、プロは安値圏で買ったものを織り込み済みとして大量に売ることもありますので一時的に安くなることもあります。

最初は戸惑うこともあるでしょうが、豪ドルのスワップポイント狙いで取引するのであれば乱高下は覚悟の上で取引するほうが良いでしょう。

またオーストラリアは資源が豊富な国ですので、その輸出が大きな収入元となりまので、貿易収支や貿易の相手国の景気なども影響してきます。

貿易の主要相手国は中国であり、中国の景気動向によって豪ドルの値動きに影響が出るということにもなります。

ポンドは値動きの激しい通貨

ポンドは一日の値動きが激しい通貨であり、ポンド/円に限って言えばその値幅は米ドル/円の2倍とも言われている通貨です。

そのために毎日何度も取引を行う超短期による取引向きと言われており、毎日数pipsを何度も取得しにいくというスタイルの方に人気の通貨です。

何度も取引したい人にとってはスプレッドの額が重要となりますが、比較的スプレッドが大きめのとなっていますので取引も難しく、比較的慣れた中級者以上の方におすすめしたい通貨です

またイギリスはユーロは採用していませんがEUには参加しているので、ユーロと同様の動きをすることが多いです。

さらに中東のつながりが深くオイルマネーがポンドを利用することがあるためにポンドに影響を与えることもあります。

BOEとよばれるイギリスの中央銀行の金融政策発表や要人発言などで大きな情報でなくても、値動きを期待されている通貨のために少しの情報で大きな値動きをすることもあります。

総じて値動きの激しいポンドは初心者は手を出さないほうが良いでしょう。FXに慣れてから少しづつ取引をしていくほうが良いですね。

まとめ | ユーロ/米ドルも一つの手段

FX取引では通貨を選ぶ際にその通貨の特徴を押さえておくことで自分のスタイルにあったものが選ぶことが出来ます。

初心者の場合にはドル/円での取引がおすすめではありますが、ユーロ/ドルも一つの選択肢として選ぶのも良いでしょう。

同通貨は世界で最も取引される通貨ですし、相反する動きが特徴でもありますので比較的予測もしやすいものですし、スプレッドもかなり小さく設定されていることが多いです。

時差の関係もあり値動きが最も活発になる時間帯が21時~24時の当たりですから、サラリーマンの方にも良いペアかと思います。

ある程度慣れてからいろんなペアを利用するようにしていきましょう。

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